路上の消防士
いよいよ師走になりましたね、私も師ではないですがマンホール蓋を求めて走っています。さてこの季節とても空気が乾燥する季節です。この乾燥は、マンホール蓋撮影には最高で、まさにベストシーズン到来という感じなのですが、乾燥が進めば進むほど怖いのが火事です。ということで前回に引き続き消防関係の蓋を取り上げます。

路上の消防士


消火栓蓋も相当な種類があり、蓋にいろんなキャラが描かれています。いろものキャラの紹介は、またそのうちに取り上げてみたいと思いますが、今回は消防士さんに注目してみたいと思います。

まずは都内でたまに見かける消火栓から、ご紹介しましょう

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東京23区の消火栓の蓋(2009年2月撮影)

なんとなく「ちびっ子消防隊!」って感じです。思わず和んでしまいます。

ちびっ子つながりで。
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宮代町の消火栓の蓋(2010年9月撮影)


前回(http://michikusa-ac.jp/archives/1624440.html)でも取り上げた宮代町の蓋です。
どことなく、アフロな感じの消防士さんがラテンでいいですね。

次は、ちょっとだけ、年齢があがったのか?シュールな感じの消防士蓋です。

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川越市の消火栓の蓋(2008年6月撮影)

どこを見ているのか?この構図がなんともいえないですね。もしかして、消火が終わってほっとしたところなのかもしれません。

でもシュールと言えば。。。私が知る限り一番シュールな消防士蓋はこれかなぁと思っています。
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広島市の消火栓の蓋 (2010年6月撮影)


サイズがかなり小さい蓋なのですが、これを見たときはちょっと衝撃的でしたね。どう見ても消防士だと思いますが、なんだかロボットのような。どことなくロシア・アヴァンギャルド風なデザインで美術の教科書に載りそうな感じです。

次はロボットのような正確な仕事をするゴルゴ13のような消防士の蓋です。

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入間市の消火栓蓋の蓋(2008年7月撮影)


この消防士のするどい眼光!まるで獲物を狙うゴルゴ13のようです。きっと背後にたつと放水されるに違いありません。もちろん消火も一発できめてくれるはずです。頭部を見ると後光がさしているし、まさに消防のプロという感じですね。頼りがいがあります。。。それにくらべ、後方の消防車の緩さもこの蓋の魅力を高めてくれています。

消防のプロといえば、この蓋もご紹介せねばなりません。

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武蔵野市の消火栓の蓋(2009年4月撮影)


職務に忠実な消防士。体を呈して現場を仕切っているのはもちろん、なんと自分の顔まで駐禁マークになってしまっているのです。そう消火栓蓋の大敵、車の路駐を防ぐため、全力でアピールしているのです。まさにプロ中のプロ。思わず敬礼したくなります。
この消防士のメッセージのように、消火栓の近くでは路駐をしないよう気をつけたいものですね。

ということで、最後の消防士蓋はこれでしめましょう。

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所沢市の消火栓の蓋(2009年4月撮影)


コミカル系の消防士が敬礼をしています。どこか誇らしげなところがいい感じです。火災から守ってくれる全国の消防士に敬礼したい気持ちになりますね。
小ネタですが、この所沢市の蓋と武蔵野市の蓋のヘルメットにはそれぞれの市章が入っていますね。

消防士に敬礼!


ということで、空気が乾燥する季節、皆様も火の元には充分ご注意くださいね。
今回ご紹介した消防士蓋以外にも、消防車をメインにした蓋もありますし。今回はトップの写真だけでしたが、防火水槽もいろいろなものがありますので、これまた機会があればご紹介していきたいとおもいます。




  • 森本 庄治

  • Twitter ID morimoto_t

  • 奈良井宿のマンホール蓋を今はなきPhoto共有サービスにアップしたところ反響があったのに驚き興味をもつ。マンホール蓋界の中ではまだ新参者。
  • コラボレーションソフトの専門家として活動している影響で、ソーシャルソフトを使った趣味の展開にはまっており、Twitter上のハッシュタグを使ったマンホール蓋ネタ #manhotalkやガンダムメカネタ#msvtalk。
  • ブログではマンホール蓋の#Manhotalk、土産物 おもに!!「出張みやげ日記」。ソーシャルソフトのサービス マンホールマップなどを実施中