東京の夜景はお好きですか?

自己紹介



初めまして。みちくさ学会にて、このたび「街灯・明かり」を担当させていただくことになりました、夜景専科と申します。普段は夜の写真ばかりを撮っている変わり者ですが、このたび夜は夜でも、特に「明かり」にスポットライトを当てて、みちくさ学会に参加させていただくことになりました。

トップの写真は、六本木ヒルズの展望台、スカイデッキから見た夜景ですが、東京の夜景は明るいですね。地平線のかなた向こうまで、さまざまな種類・色の無数の明かりが続き、明かりの海が広がっています。

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明かりの種類



今回は初回ですので、ざっくりと「明かり」について軽く触れたいと思います。

一概に「明かり」と言ってもいろいろな種類があります。
「外にある明かり」で「灯」という漢字が入った言葉だけ拾ってみても、街灯、街路灯、商店街灯、防犯灯、照明灯、常夜灯、表示灯、信号灯、回転灯、誘導灯、航空障害灯・・・それぞれの用途に応じた様々な明かりが存在します。
ただ、あまりにもテーマを広げてしまっても収集つかなくなりますので、こちらのコーナーではこういった「外にある街角の明かり」の中でも特に「街灯」についてより詳しく勉強して参りたいと思います。

夜景の明かりには、これらの外の明かりに加えて、車のヘッドライト・テールライトや、家々やオフィスの窓から漏れる明かり、広告・看板の照明、ビルや木々、オブジェなどへの投光器による演出ライトアップ、イルミネーション・・・そんな無数の光が集まって、夜景を構成しているわけです。

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光の色と種類



明かりの種類もいろいろあります。
色についていえば、一般的にはオレンジ色系の明かりと、白っぽい明かり、この二種類に分かれています。

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また、電灯、と一言でいっても、おなじみの蛍光灯や白熱電球、ハロゲン電球、水銀灯、メタルハライドランプ、ナトリウム灯などのHID、そして最近はLEDによる街路照明も出現してきました。もちろん、旧来の火を利用した明かり、ろうそくの明かり、たいまつ、バーナー、ガス灯などの火を使った明かりも存在します。

それぞれどんな違いがあるのでしょうか?

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形もいろいろ



街灯といっても、いろいろな形のものが存在します。
道端にあるような道路街灯などは、だいたい似たり寄ったりの標準的な形ばかりです。
しかし、商店街灯と呼ばれる歓楽街や商店街に設置された街灯や、公園などのスペースにはデザイン性の優れた特徴のある「街灯・明かり」も存在します。
また、シンプルに見える街灯でも、歴史のあるもの、ないもの。新しいもの、古いもの・・・・それこそ、世の中無数に街灯があります。

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明かりについて明るみにします


そんなわけで、普段、当たり前のように存在している「街灯」や「明かり」ですが、よく観察してみると、普段気付かないような世界が広がっていることがわかります。
こちらでは、そんな明かりについて、より明るい知識を持っていただくために、どんどん明るみにしてまいりたいと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。





  • 夜景専科(本名:三原 崇)

  • 夜景専科blog

  • 1974年横浜生まれ、千葉育ち、東京暮らし。某情報サービス企業でWeb系業務を担当。
    仕事があまりにも多忙だったため、夜しか遊べず、夜を撮るきっかけに。カメラは30才を超えてから。一眼レフを持ってあちこち出歩くのが趣味です。一応、夜以外も撮りますけども。