北鹿浜公園社会を生きる上で、交通に関する正しいルールや優しいマナーを知っておくことは必須です。
大人であるとか子どもであるとか、車や自転車を運転するとかしないとかは、あまり関係がなかったりします。
マナーの前にはまずルール、ということで、「交通のルールを子どものころから学びましょう、それも、楽しみながら」というコンセプトでつくられた施設に「交通公園」があります。
全国の各所に存在するので、自宅の近所にもあるよという方も多い気がしたりしなかったりします。
今回は、東京都足立区にある「北鹿浜公園(きたしかはまこうえん)」へと足を運んでみました。

思わずため息が出る美しいロータリー!


東武伊勢崎線の西新井駅もしくは日暮里・舎人ライナー西の新井大師西駅で下車、コミュニティバスはるかぜの鹿浜都市農業公園行に乗って北鹿浜小南で降車して徒歩2分のところに、北鹿浜公園はあります。
開園の時間は午前9時30分~午後5時30分となっています。
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子どもは、自転車・足踏みゴーカート・バッテリーカーを無料で借りて、公園の中につくられた道路を走ることができます。マイ自転車やマイ足踏みゴーカートやマイバッテリーカーなど、乗りものを外から持ち込むことはできません。
地図を見ると、交差点やミニ列車など、魅力のあるコースとなっています。
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自転車と足踏みゴーカートは無料、バッテリーカーは幼児が無料で小学生は20円で利用することができます。一輪車・三輪車や、車椅子体験も用意されています。
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コースに沿って、ルールに従いつつ走ります。
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駅の前にあるロータリーは美しく整えられていて、公園であることを忘れてしまいます。
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道路が広いこともあり、比較的ゆったりと走ることができます。
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実際に使われていた消防車(ポンプ車)があり、自由に乗ることができます。
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放水量は1分間に1400リットルあったとのことです。


ミニ列車の動力にソーラーパネルを採用!


入口付近には駅があり、木・金・土・日と祝祭日および10月1日に、ミニ列車に乗ることができます。
利用料金は幼児が無料、小学生は30円、中学生以上は70円となっています。
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公園の外側をぐるりと囲むように線路が敷かれ、快適な速度で走ります。
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運行しているのは、ソーラーパネルで得たエネルギーを動力の一部とする最新の車両。運転間隔はおおむね15分から20分で、常に乗客でいっぱいとなっています。
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交通のルールを楽しみながら学ぶことができる交通公園。ふとした用事のついでや、道路ファンとしての癒しの場として立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


・北鹿浜公園
【開園時間】午前9時30分~午後5時30分
【乗りもの利用時間】交通遊具:午前9時30分~午後5時30分(正午~午後1時は休息時間)
          ミニ列車:木・金・土・日・祝祭日・10月1日 午前10時~午後4時50分
【乗りもの利用料金】交通遊具:バッテリーカーのみ小学生20円
          ミニ列車:幼児/無料 小学生/20円 中学生以上/70円
【休園日】年末年始(12/28~1/4)
【所在地】東京都足立区鹿浜3丁目26番1号
【行き方】東武伊勢崎線 西新井駅東口・日暮里舎人ライナー 西新井大師西駅 よりコミュニティバスで北鹿浜小南 徒歩2分
     東武伊勢崎線 西新井駅西口 より東武バスで鹿浜中学校 徒歩3分
【駐車場】22台

【公式サイト】http://www.city.adachi.tokyo.jp/031/d15800137.html






  • 大上祐史

  • http://radiate.jp/

  • 「ラジエイト:関東の国土や交通に関するイベントアーカイブ」を運営。
  • 1973年、東京都生まれ。妻・長女・長男・自分の4人家族。
  • ツイッター http://twitter.com/radiate_jp