以前「今はもう流せないものたち」という使命を全うした外蛇口を紹介したが、その後も続々と見つけている。
これは見た瞬間に使っていないのがわかるものだ。
蛇口が無いのでわかりやすい。

ただ、見た目に騙されるタイプが実はけっこうある。


例えばこれだ。
実に現役のような佇まいをしている。
この写真からでは全くわからない。


しかし、左に見える青い管を先を追っていくと
驚愕の事実に直面することになる。
なんと!
その先が分断されていたのだ!!

運動場の一角に設置されていたので、
気兼ねなく水を出して手を洗おうと思ったら
水が出なかったのだ。
おや?
と思って水源を辿った結果がこれだ。
してやられたのだ。


そうかと思うとこんなのもある。
どこからどう見ても最新鋭の設備である。
が、これまた水が出ない。


別の角度から検証してみよう。
シンクの下部にホースが見えているのがわかる。
本来はここが水源に繋がっているのだ。。。
この角度で見えてしまっているのは明らかにおかしいのだ。

左側に水路があるので手洗い程度であれば可能だが、
ここを使用する際は許可が必要なのだろう。


ただ救いなのはすぐ近くにあるこいつだ。
ちゃんと一般的な外蛇口が設置されていた。


ここまで潔いとわかりやすい例。
タイルとの相性ですぐに廃蛇口であることがわかる。


遠景で見たら一発でわかる。
ザ・廃蛇口だ。


まぁ、できれば使えない外蛇口は
このようにわかりやすくなっていると有り難い。
個人所有の外蛇口はもちろん勝手に使用できないが
公共の外蛇口についてはわかりやすいほうがよい。

特に夏の暑い時にニセ廃蛇口に出会った際の
使えないガッカリ感はなかなかしんどいのである。