外蛇口が近づけないほど遠い場所にあることは稀だ。
実際に見つけたらそこに近づけばよいのだ。
しかし、場合によってはままならない時もある。
家庭の庭の奥だったり、立入禁止だったり、
電車の中からみかけたものだったり。
見えるけど近づけないものはもどかしい。

例えばこれ。
建物の2階にあるので、どうやっても近寄れない。
それ以前に実際に使うときが大変そうだ。
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これなんか、抜群に敷居が高い。
扇橋閘門というパナマ運河のような場所にあり、
しかも水門のゲート部分に設置されている。
この日は一般公開で近寄ることはできたが、
勿論、門の上は行くことができなかった。
レア蛇口だ。
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バスから見かけた時も遠さを感じる。
真横に見えているんだけれど、
望遠にする余裕がなく過ぎ去ってしまう。
一瞬の出会いなのだ。
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こういう場合もちょっと近づきにくいので、
ちょっとばかし遠巻きに見ることになる。
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洗車機の中をずかずか入りたい衝動にかられるが、
ここはさすがに近寄れない。
この時持っていた機材ではこれが限界だった。
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ブロック塀の間近まで行きたい!!
のであるが、やはりここも近寄れず。
元々、そんなに望遠で撮ることが少ないこともあるが、
特に外蛇口は近寄ることが多いのでむしろ広角気味である。
ワイドなレンズで届かないことは珍しいのだ。
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なので、たまに現れる遠くの外蛇口は
「その手があったか!!」となり新鮮でもある。
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ガソリンスタンドも中に入りづらい。
自分や友人の車で給油しているならまだしも、
たまたま歩いている人が入るには敷居が高い。
そのため、こんな控えめな感じになる。
奥の直付けダブルは相当すごい!!
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手前にバリケードがあると入りにくいが、
見つけたときの距離感はこのくらいなことが多い。
いつもは近寄って見ているものでも
たまには遠くから見るのも新鮮である。

いつも見ている距離を変えてみることで
新しい発見があったら面白いものだ。