さて今回はいつもと趣向を変えてちょっとした報告です。
まずはこちらの写真からどうぞ。

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写真1


写真1は昨年の11月の終わりごろに撮影したものです。
空の一番下、マンションとの境界あたりを見てみてください。
ちょっとわかりにくいですけど、なにか見えてませんか。

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写真2


こちらは写真1と同じ場所からもうすこしひいて見てみた坂の全景です。(写真2)
ちなみに、ここは前にこのみちくさ学会の記事(「目黒千代か池と富士見坂」)でも取り上げた富士見坂です。
なので、はじめの写真1と写真2は富士見坂の坂上あたりからのものということになります。

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写真3


そして、もうこれだけ拡大すればわかりやすいかもですね。(写真3)
坂をもうすこし上り、坂上の頂上のところまで来てみるとなんと富士山の形もはっきり確認できるほど見えていました。
とにかく、マンションに隠れている部分が多いですが「目黒千代か池と富士見坂」でとりあげた富士見坂からも富士山が見えるポイントがあったんですよ。

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写真4


こちらが坂上の頂上からの全景です。(写真4)
さすがに坂の途中からは手前のマンションがあるおかげで見えないためこのあたりまでこないと見れませんでしたが、実際こんな感じで坂の風景とあわせて肉眼でもなんとか確認できるくらい富士山が見えていました。

ということで、今回取りあげた富士見坂(目黒区目黒1丁目1と2の間)については、ここが昔から富士見坂だと呼ばれていたということを主張している文献もあればまったく触れてないものもあり、実はいろいろな説があるのですが、とりあえずは現在でも富士山が見える富士見坂として僕の中では記録しておきたいと思います。

住所
目黒区目黒1丁目1と2の間





  • 雲本らて

  • 東京坂道さんぽ

  • 1973年7月、兵庫県(というか神戸)生まれ、♂(男性です)。世田谷区在住。
    現在は「東京坂道さんぽ」というブログを運営しながら、坂道観察などを続けています。