ここで扱う「外蛇口」とは主に「建物の外にある蛇口」である。
街を歩いていると住宅の軒先やビルの片隅にポツンと蛇口が備え付けられている。
立派な支柱から出ているものもあれば写真のように壁から唐突に生えているもの、
そして地面の蓋を開けると出てくるものなど、街には様々なタイプの外蛇口が溢れている。
そんな外蛇口を鑑賞していきたい。
そもそも、なんで外蛇口に注目するようになったのか。
ある街歩きのワークショップに行ったのがきっかけだ。
街を歩きながら写真を撮るというものだったのだが、
その題材は風景でも人でも猫でもない。
ただひたすら「ひとつのもの」を選んで撮り続けるというもの。
そこで選んだのが外蛇口だった。
それ以来、街を歩いていると気になって気になって仕方が無い。
人の脳みそは取捨選択を無意識でしているという。
みなさんも思い出して欲しい。
毎日歩いている家から駅までの道で、新しい発見がある時ってどんな出来事があっただろうか?
みちくさ学会を拝見されている方々は「あ、あそこの蛇口が新しくなった!」とか
「あそこのエスカレーター、色が変わった!」という細かい部分に気づく方もいると思うが、
多くの人はそんな微細な部分には気がつかず、自分よりも大きい物体の変化にしか気がつかないことが多いのだ。
ビルのテナントが無くなったとか、新しい店に変わったとか、のように。
自分にはあまり関係がない、興味の無い情報もひたすら目に入るようでは、その情報の多さで脳がパンクしてしまうため、
無意識がその時点で「余計だ!」とした情報をシャットダウンして無駄な情報を送らないようにしているのだ。
脳みそ凄い!
だがしかし!
一度でも気になってしまうと、その途端に目に入ってくる確率が格段に増えるのである。
私にとっての外蛇口がまさにそれ。
一度気になってしまったら近所を歩くだけで、今まで目に入ってこなかった外蛇口たちが
「やっと逢えたね!気づいてくれたんだね!!」と言わんばかりにどんどん出現してくるのだ。
こうなってしまったら撮らないわけにはいかない。
兎に角、目に入った外蛇口はできるだけ記録するようにしている。
そして、慣れてくるとかなり遠くからでも外蛇口の姿が確認できるようになるのだ。
この写真で見つけられる方は、是非とも外蛇口を鑑賞して頂きたい。
立派な支柱から出ているものもあれば写真のように壁から唐突に生えているもの、
そして地面の蓋を開けると出てくるものなど、街には様々なタイプの外蛇口が溢れている。
そんな外蛇口を鑑賞していきたい。
そもそも、なんで外蛇口に注目するようになったのか。
ある街歩きのワークショップに行ったのがきっかけだ。
街を歩きながら写真を撮るというものだったのだが、
その題材は風景でも人でも猫でもない。
ただひたすら「ひとつのもの」を選んで撮り続けるというもの。
そこで選んだのが外蛇口だった。
それ以来、街を歩いていると気になって気になって仕方が無い。
人の脳みそは取捨選択を無意識でしているという。
みなさんも思い出して欲しい。
毎日歩いている家から駅までの道で、新しい発見がある時ってどんな出来事があっただろうか?
みちくさ学会を拝見されている方々は「あ、あそこの蛇口が新しくなった!」とか
「あそこのエスカレーター、色が変わった!」という細かい部分に気づく方もいると思うが、
多くの人はそんな微細な部分には気がつかず、自分よりも大きい物体の変化にしか気がつかないことが多いのだ。
ビルのテナントが無くなったとか、新しい店に変わったとか、のように。
自分にはあまり関係がない、興味の無い情報もひたすら目に入るようでは、その情報の多さで脳がパンクしてしまうため、
無意識がその時点で「余計だ!」とした情報をシャットダウンして無駄な情報を送らないようにしているのだ。
脳みそ凄い!
だがしかし!
一度でも気になってしまうと、その途端に目に入ってくる確率が格段に増えるのである。
私にとっての外蛇口がまさにそれ。
一度気になってしまったら近所を歩くだけで、今まで目に入ってこなかった外蛇口たちが
「やっと逢えたね!気づいてくれたんだね!!」と言わんばかりにどんどん出現してくるのだ。
こうなってしまったら撮らないわけにはいかない。
兎に角、目に入った外蛇口はできるだけ記録するようにしている。
そして、慣れてくるとかなり遠くからでも外蛇口の姿が確認できるようになるのだ。
この写真で見つけられる方は、是非とも外蛇口を鑑賞して頂きたい。
- 小林 智也
- 外蛇口ドットコム
- 1973年生まれ。東京生まれ秋葉原在住。外蛇口を鑑賞する蛇グラー。ブログ:外蛇口ドットコムおよびニョロフスキーカンパニー管理人。
鉄道写真制作集団「G.O.N.」代表。高架橋脚ファンクラブ会員。