2005年7月、東山産寧坂。清水寺と祇園・八坂神社を結ぶ京都でも有数の観光地です。
観光客の絶えないこの通りも、早朝のうちはこんな静かなたたずまいを見せてくれます。
この写真に鍾馗さんが三体写っていますが、わかるでしょうか?
前年の11月、紅葉の盛りの午後に訪れた産寧坂はこんな感じでした。
身動きもできない! とげぬき地蔵と原宿を一緒にしたような雑踏。
重伝建の町並みを楽しむつもりだったのですが、こりゃだめだとこの日は早々に撤退。
そして早朝をねらって再訪し、まったく別の顔を見せる静まり返った姿に満足したのでした。
道の右側に並ぶ家々の小屋根の上に、三軒連続で鍾馗さんが乗っています。
それぞれアップはこんな感じです。
左右は色こそ違えよく似た感じですが、真ん中はずいぶん雰囲気が違いますね。
太った身体に唐時代の中国の官服を身に付け、剣を持つのが鍾馗さんに共通のスタイル。
近づく鬼(災厄)を退治して、家を守るのが彼らのミッションです。
「鍾馗さん」の存在は知っていましたが、当時の筆者にとっては町並みの点景のひとつに過ぎませんでした。
ところがこの三連続鍾馗さんをカメラに収めたあと、少し意識しながら町を歩くと
あっちにもこっちにも次々と見つかります。
これが鍾馗遍歴の始まりになるとは、当の本人もつゆ知らず、
この日、発見した80体以上の鍾馗さんでメモリーカードをいっぱいにして、
意気揚々と引き揚げたのです。
帰宅して詳しく見比べてみると、30種以上の鍾馗さんがあったことが判明し、
生来の探求癖に火がついてしまいました。
それから5年。足でかせいだ鍾馗さんの分布図です(^^;
ご覧のとおり、鍾馗さんを普通に見られるのは東は愛知県、西は大阪までの範囲に限られます。
散歩の道すがら、鍾馗さんを見つける楽しみは、実は関西在住の方だけの特権?なのです。
※とはいえ、関東や信州、四国、九州などでも少数ながら鍾馗さんは見つかっています。
見つけた!という方はぜひご一報くださいね。
この写真に鍾馗さんが三体写っていますが、わかるでしょうか?
はじまりはリベンジから
前年の11月、紅葉の盛りの午後に訪れた産寧坂はこんな感じでした。
身動きもできない! とげぬき地蔵と原宿を一緒にしたような雑踏。
重伝建の町並みを楽しむつもりだったのですが、こりゃだめだとこの日は早々に撤退。
そして早朝をねらって再訪し、まったく別の顔を見せる静まり返った姿に満足したのでした。
鍾馗さんの「発見」
道の右側に並ぶ家々の小屋根の上に、三軒連続で鍾馗さんが乗っています。
それぞれアップはこんな感じです。
左右は色こそ違えよく似た感じですが、真ん中はずいぶん雰囲気が違いますね。
太った身体に唐時代の中国の官服を身に付け、剣を持つのが鍾馗さんに共通のスタイル。
近づく鬼(災厄)を退治して、家を守るのが彼らのミッションです。
「鍾馗さん」の存在は知っていましたが、当時の筆者にとっては町並みの点景のひとつに過ぎませんでした。
ところがこの三連続鍾馗さんをカメラに収めたあと、少し意識しながら町を歩くと
あっちにもこっちにも次々と見つかります。
これが鍾馗遍歴の始まりになるとは、当の本人もつゆ知らず、
この日、発見した80体以上の鍾馗さんでメモリーカードをいっぱいにして、
意気揚々と引き揚げたのです。
帰宅して詳しく見比べてみると、30種以上の鍾馗さんがあったことが判明し、
生来の探求癖に火がついてしまいました。
鍾馗さんのあるところ
それから5年。足でかせいだ鍾馗さんの分布図です(^^;
ご覧のとおり、鍾馗さんを普通に見られるのは東は愛知県、西は大阪までの範囲に限られます。
散歩の道すがら、鍾馗さんを見つける楽しみは、実は関西在住の方だけの特権?なのです。
※とはいえ、関東や信州、四国、九州などでも少数ながら鍾馗さんは見つかっています。
見つけた!という方はぜひご一報くださいね。