高さは今話題の「東京スカイツリー」の634mよりも約200m高い828mです。そんな超高層ビルが今年の1月にドバイにオープンしたので行って来ました。ドバイは気軽に「みちくさ」出来る場所ではないので今回は番外編です。
「ブルジュ・ハリファ」は世界一高い超高層ビルだけあって、このビルを上から見たいなら空を飛ぶしかありません。そんなわけでヘリを飛ばして空撮もして来ました。CGのようだとよく言われますが実写です。今回はこんなドバイの街で超高層ビルを求めて歩き回ったときのお話です。
これは1枚目の空撮写真の右上辺りです。この辺は街全体が建設中といった感じで、一応道路はあるのですが、砂に埋れかかっていて全然整備されていません。こんなところを歩いているのは工事関係者ばかりで、どう見ても観光客は自分一人しかいません。こんな場所を東洋人が一人でいる姿は異様だったと思いますが、この先(写真後ろ側)に目的のビルがあるのでどんどん歩いて行きます。
この三日月のような形をしたビルが目的の超高層ビルの一つで、「Iris Bay」というオフィスビルです。地上32階、高さ170mです。色々なデザインのビルがあるドバイの中でも異彩を放っていました。
ちなみにこの超高層ビルが建っている場所は「Business Bay」という地区で、上にも書いた通り街全体が建設中です。このことは「ブルジュ・ハリファ」の124階にある展望台から夜景を見ると良くわかります。この一帯だけ明らかに暗いです。肉眼だとほぼ真っ暗でした。
ところ変わってヤシの木の形をした人工島「パーム・ジュメイラ」を通る「ジュメイラ・モノレール」の駅前から少し歩いた場所です。この辺りには歩道がないこともあり、道路横の土手にケモノ道が出来ていました。
このケモノ道を振り返るとドバイマリーナの超高層ビル群がそびえ建っています。目的地はもちろんコレです。この超高層ビル群を目指して土手をテクテク歩いて行きました。途中でお祈りをしている人がいましたが、モスク以外でお祈りをしている人を見たのはこのときだけでした。
またまたところ変わってドバイの街を歩いていると、歩道に大きな蓋がしてあるところがありました。この辺りも街全体が建設中といったところなので、最終的には撤去されるのかもしれませんが、この適当に蓋を置いたような感じには笑ってしまいました。
この蓋があった場所は「ドバイ・メトロ」の「インターネットシティ駅」の目の前に広がる超高層ビル群の端で、この空撮写真だとさらに右側の場所です。ドバイに行く人はこの蓋を探しに「みちくさ」して、今はどうなっているのか報告してもらいたいくらいです。
こうして歩き回ったりヘリを飛ばしたりして撮ったドバイの超高層ビル本が社会評論社より発売となりました。その名は「超高層ビビル〈3〉ドバイ編 (Skyscrappers Vol 3)」(税込2100円)です。今回の記事で載せた写真も何枚か載っています。ビルが好きな人には楽しめる一冊となっていますので、よろしくお願い致します。
「ブルジュ・ハリファ」は世界一高い超高層ビルだけあって、このビルを上から見たいなら空を飛ぶしかありません。そんなわけでヘリを飛ばして空撮もして来ました。CGのようだとよく言われますが実写です。今回はこんなドバイの街で超高層ビルを求めて歩き回ったときのお話です。
これは1枚目の空撮写真の右上辺りです。この辺は街全体が建設中といった感じで、一応道路はあるのですが、砂に埋れかかっていて全然整備されていません。こんなところを歩いているのは工事関係者ばかりで、どう見ても観光客は自分一人しかいません。こんな場所を東洋人が一人でいる姿は異様だったと思いますが、この先(写真後ろ側)に目的のビルがあるのでどんどん歩いて行きます。
この三日月のような形をしたビルが目的の超高層ビルの一つで、「Iris Bay」というオフィスビルです。地上32階、高さ170mです。色々なデザインのビルがあるドバイの中でも異彩を放っていました。
ちなみにこの超高層ビルが建っている場所は「Business Bay」という地区で、上にも書いた通り街全体が建設中です。このことは「ブルジュ・ハリファ」の124階にある展望台から夜景を見ると良くわかります。この一帯だけ明らかに暗いです。肉眼だとほぼ真っ暗でした。
ところ変わってヤシの木の形をした人工島「パーム・ジュメイラ」を通る「ジュメイラ・モノレール」の駅前から少し歩いた場所です。この辺りには歩道がないこともあり、道路横の土手にケモノ道が出来ていました。
このケモノ道を振り返るとドバイマリーナの超高層ビル群がそびえ建っています。目的地はもちろんコレです。この超高層ビル群を目指して土手をテクテク歩いて行きました。途中でお祈りをしている人がいましたが、モスク以外でお祈りをしている人を見たのはこのときだけでした。
またまたところ変わってドバイの街を歩いていると、歩道に大きな蓋がしてあるところがありました。この辺りも街全体が建設中といったところなので、最終的には撤去されるのかもしれませんが、この適当に蓋を置いたような感じには笑ってしまいました。
この蓋があった場所は「ドバイ・メトロ」の「インターネットシティ駅」の目の前に広がる超高層ビル群の端で、この空撮写真だとさらに右側の場所です。ドバイに行く人はこの蓋を探しに「みちくさ」して、今はどうなっているのか報告してもらいたいくらいです。
こうして歩き回ったりヘリを飛ばしたりして撮ったドバイの超高層ビル本が社会評論社より発売となりました。その名は「超高層ビビル〈3〉ドバイ編 (Skyscrappers Vol 3)」(税込2100円)です。今回の記事で載せた写真も何枚か載っています。ビルが好きな人には楽しめる一冊となっていますので、よろしくお願い致します。
- 中谷 幸司
- BLUE STYLE COM
- 東京スカイツリー定点観測所
- 1977年生まれ北海道出身。超高層ビルが好きで無理をしてタワーマンションの高層階に住むようになる。部屋からは東京の超高層ビル群が一望出来る。著書に「超高層ビビル 日本編 (Skyscrappers Vol 1)」、「超高層ビビル〈2〉香港・マカオ・深セン・広州・台湾 (Skyscrappers Vol 2)」(社会評論社)がある。