今回は歩道橋のカラーについて。
塗装に使われる色なんてほぼ決まっている。
よく見かけるのは水色、アイボリー系だと思います。
視覚的に街にすんなり溶け込めるのがきっと大きい理由なのでしょう。
それを考えると赤や黒なんて皆無だと言えます。

赤の効果は闘争心なんて説もあるのでドライバーへの悪影響もありえるだろうし、黒は見づらいし、問題外!?

観賞する際に形はカテゴライズする上で最重要ポイントですけど、
その一方、視覚で捉えるのは形より色が先にくると思うので。
この二つは野球に例えるならエースで四番になります。


さて、この写真の色は「緑」。
でもさー単なる緑と一言で表現してたんじゃ何の面白みもありません。

ケータイの色の表記みたいにちょっと仰々しい表現が理想ですね。
最近のドコモの緑系だとF-08でパールグリーンがあります。
因みにSH-05Bではオトコマエピンクなんてのもある。
もうなんだか理解不能です(笑)。

このように「緑」に何かプラスすることで変哲もない無機質な歩道橋に個性が付くんだと思いますね。

それでは頭を捻ってぴったりのネーミングを考えましょうか。

オキシダイズ シルバー グリーン(oxidized silver green)
単純に日本語訳で「いぶし銀の緑」。


歩道橋に必ず記載のある塗装日を見てみると1992年3月。

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風雨にさらされ、排気ガスもかけられ実に18年半が経過しているベテランの域であるこの傷み具合を見てしまったら“いぶし銀”の称号を与えたくなってしまう。

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塗装については年代によって流行りや地域において規則性を見つけることができるかもしれません。
コツコツとデータを集めて統計を取っていけば何かが見えてくるかもしれませんね。

蛇足ですけど色の付け方では「サムライブルー」みたいのも好きです。




  • 歩道教

  • ぶらり東京~23区巡り~歩道橋探訪

  • 都内を“ぶらり”するのが趣味です。その一環で減りつつある歩道橋に関心を持ち色んなタイプがある事を発見し探訪するようになったわけです。