みちくさ学会

知れば景色が変わる「みちくさ」のヒント!

暗渠/川跡/川

消滅。


ここに昨年撮影した、1枚の古びた橋の写真がある。「青山橋」。東京都区内西南部を流れる「渋谷川」の下流である、古川に架かる橋だ。すぐ横にみえるのは首都高速2号線の天現寺出入り口である。

夜の暗渠歩き

今回のテーマは夜の暗渠歩き。日中とはまた異なった姿を見せる夜の暗渠/川跡の様子を紹介しよう。
今回のテーマは夜の暗渠歩き。日中とはまた異なった姿を見せる夜の暗渠/川跡の様子を紹介しよう。

明治神宮「清正の井」から流れだす川とその先の暗渠。


山手線原宿駅に隣接する明治神宮。その広大な敷地内の一角「明治神宮御苑」にある湧水「清正の井」。近年なぜか「パワースポット」として人気を呼び、一時期は数時間待ちの行列ができ整理券が出されるほどの混雑を呈していた。泉の写真を携帯電話の待ち受け画像にすると幸運が訪れるというインスタント御利益を求めて押し掛けた人々。だが、そのほとんどは、この泉を流れでた湧水が川となって原宿駅の東側に抜け、竹下通り沿いにかつて広がっていた水田を潤し、渋谷川に注いでいたということを知らないだろうし、興味すら抱かないだろう。今回の記事はそんな川のお話。

生きている暗渠。


川や水路に蓋をしたり、地下に埋められた暗渠。それらは、生活排水が流れ込み、人びとから疎ましがれて蓋をされたり、下水と化してしまったものも多い。一方で、特に用水路などの暗渠の中には、中をしっかりときれいな水が流れていて、途中で顔(水面)を出し、今でも農業などに使われているものもある。今回取り上げるのはそんな水路である。

川のはじまりを見てみようー落合川が生まれるところ

川が海や他の川に注ぐ河口ももちろんだが、湧水や池から溢れ出した水から川が始まる源流は、特に突き止めて見たい気持ちに駆られる。
川のほとりに佇んだとき、この川はどこからきてどこに行くのだろうか、と誰しも一度は思いを馳せたことがあるのではないだろうか。川が海や他の川に注ぐ河口ももちろんだが、湧水や池から溢れ出した水から川が始まる源流は、特に突き止めて見たい気持ちに駆られる。

「排水管の継ぎ手」は外蛇口や換気口に匹敵する物件となりうるか?


今回は、番外編というか余興のような記事をひとつ(タイトルにはあまり意味はありません)。

元麻布・麻布十番に潜む川跡と湧水をたどる

渋谷川(古川)に注いでいた小川の痕跡
今回は、元麻布から麻布十番にかけて流れ渋谷川(古川)に注いでいた小川の痕跡を辿ってみよう。かつてこの川には現在の六本木ヒルズ近辺や芋洗坂方面からの流れも注いでおり、吉野川とも赤羽川とも呼ばれていたという。

長野堰円筒分水と水路のジャンクション

 円筒分水
しばらく暗渠の紹介が続いたが、久しぶりに川(水路)を取り上げてみよう。今回の舞台は東京から北東に100kmほど離れた、群馬県高崎市。所用が早く終わっってしまいぽっかりと空いた時間を使って「長野堰」に「みちくさ」してみた。

新宿歌舞伎町から流れ出していた川「蟹川」の痕跡を辿る。 (後編)

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前編からの続き)先の暗渠路地から別の路地に入ると、道の真ん中に朽ち果てた井戸が残っていた。

新宿歌舞伎町から流れ出していた川「蟹川」の痕跡を辿る。 (前編)

「蟹川」の痕跡
日本最大級の繁華街、新宿歌舞伎町。その西端となる西武新宿線の西武新宿駅沿いの道に、わずかにV字に窪んでいる地点がある。

これもまた川の痕跡。杉並の住宅地を縫う極細の暗渠/川跡をたどる

これもまた川の痕跡。杉並の住宅地を縫う極細の暗渠/川跡をたどる
 前回紹介した
玉川上水余水吐は、歴史と風格を持ち規模も大きい、いわば王道の暗渠だったが、今回はそれとは対極にある極小の暗渠を辿ってみよう。東京にはかつて無数の川や水路が流れていたが、今回紹介する暗渠/水路跡は、その中でもかなり小さな部類に属するといえよう。

新宿の秘境・玉川上水余水吐跡の暗渠をたどる

「玉川上水余水吐跡(たまがわじょうすいよすいばけ)の暗渠」
 今回とりあげるのは、「ブラタモリ」新宿編でもちらっと取り上げられていた「玉川上水余水吐跡(たまがわじょうすいよすいばけ)の暗渠」だ。

暗渠に架かる橋−大正13年に架けられた4つの橋跡を巡る−


暗渠を辿っていると、かつての橋の痕跡に遭遇することが、ままある。

蛇行する暗渠


「蛇行(だこう)」とは読んで字のごとく、へびが這うように曲がりくねって行くことを指すが、一般的には、川が曲がりくねって流れているところを「蛇行」と呼ぶ。

線路を渡る水路

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前回暗渠へのいざないと書いておきながら、いきなり暗渠とやや外れる話題で恐縮だが、今回は都内の住宅地を流れる、とある用水路を取り上げてみよう。
設立趣旨

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路地、看板、標識、坂道などは...興味のない方にとってみれば風景の一部に過ぎません。しかし、これが好きで好きでしょうがない人にとっては魅力ある対象です。「みちくさ学会」は、その道のブロガーが興味の対象としてる対象物の面白さと、その鑑賞術を紹介。
“みちくさ”の楽しみ方を提案するブログメディアです。参照:「みちくさ学会」ができるまで


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